訃報を知ったけど、弔問に行けない場合はどうすればいいですか?
- 弔電あるいは、お悔み状を送られるケースが多いようです。
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お悔やみ状とは、弔電と同じく、直接お参りに行けない場合にお送りするものです。
急な訃報によるスケジュールの関係や、単純に遠方でお参りが難しいなど、弔問できないケースは意外と多いものです。届くのが早いということから、弔電を送られる方が多いかと思いますが、お悔やみ状の場合、書留を利用して香典も一緒に送れるというメリットがあります。
また、弔電に比べて、気持ちを込めた文章を考える時間的な余裕もあるかと思います。さて、お悔やみ状の書き方ですが、通常の手紙のように、文頭文末の時候の挨拶は不要です。
お悔やみの言葉から書き始めていただいて結構です。
そして葬儀にお参りできない理由を書く必要はございません。
また繰り返し言葉など葬儀において避けるべき言葉を使わないようにして下さい。【例文】
◯◯(故人のお名前)様の訃報に接し、驚きを禁じ得ません。
◯◯様(故人と喪主の関係・喪主から見て父母なのか、夫もしくは妻なのか)のご逝去に心よりお悔やみ申し上げます。先日お会いしたときも非常にお元気にお話しておられ、まさかという思いでいっぱいです。ご家族の皆様のお悲しみはいかばかりかとお察しいたします。
すぐにでも駆けつけるべきところですが、それも叶わないため、こうしてお手紙差し上げた次第でございます。どうかご容赦くださいませ。
些少ではございますが、香典を包ませていただきましたのでお納めください。
ご家族の皆様におかれましては、お力をお落としのことと存じますが、くれぐれもご自愛くださいませ。