お盆(送り)

こんにちは、メモワールしらゆりの高崎です。
さて、お盆についていろいろ触れてきましたが、今回はお盆の締め、祖先の霊をお送りする際のしきたりやその他についてお話していきます。

先のブログでも触れましたが、お盆は一般的に8月の13日から16日とされ、ここ、富山県富山市でもその期間がお盆となります。

13日に祖先の霊をお迎えした後、中日である14日15日を共に過ごしたら、16日には霊をお送りしなければいけません。
13日に迎え火を灯して霊をお迎えしたように、16日には送り火を灯し、霊をお見送りします。迎え火と同じく、玄関先に火を灯し、迷わずお帰りいただけるようにします。
1年に1度の再開と別れ。寂しい気持ちにもなりますが、正しくお送りしてあげて下さい。

とはいえ、寂しいものは寂しい。少しでも長く一緒にいたい。そんな想いが形になったのが、キュウリで作った馬とナスで作った牛です。
こちらにこられる時は馬に乗って早く来ていただき、あちらへ戻られる時は牛に乗って、できるだけゆっくりとお帰りいただきたい。そのような意味が馬と牛の置き物にはあると言われています。

しきたりや風習は地域などによって様々ですし、お仕事や旅行等でなかなかお盆の行事を行えない方もいらっしゃるでしょう。それでもお盆の由来や習慣を知り、祖先への感謝を忘れずにいてほしいものです。

メモワールしらゆり
セレモニーアドバイザー 高崎 顕一郎

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コメント (1)

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投稿者:Esmeralda2021年8月24日 12:05

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