焼香の仕方について②

shoukoushashinnni.png先日、浄土真宗の焼香の作法についてお話しさせていただきました。
今回はその他の宗派の焼香の作法についてもご説明したいと思います。
全ての宗派というわけではございませんが、富山県で比較的多い宗派のものについて触れていきます。

以前のブログで、浄土真宗の場合はお香を額に押しいただかない、とお話ししましたが、それ以外の宗派ではお香を押しいただくのが基本のようです。
その回数は宗派によって異なり、
浄土宗・日蓮宗は1回もしくは3回
天台宗・真言宗は3回
曹洞宗は2回で、1回目は押しいただき、2回目は押しいただかずそのまま香炉にくべます。

曹洞宗が少し特徴的ですが、これは最初の焼香が主で、2回目の焼香はその薫香を絶やさないようにするためのもの、ということのようです。

これらの焼香作法は地域やお寺様によって違いもあるようですので、必ずしもこのようにしないといけないということはございません。
いずれにしても、亡き人を想い、心を込めて手を合わせることが1番大事だと思います。

メモワールしらゆり
セレモニーアドバイザー 髙﨑 顕一郎

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