ご遺影写真について
先日、友人から年末年始に旅行に行ってきた時の写真を見せてもらいました。
葬儀の仕事に携わっていると特になのでしょうが、年齢と共に自分の写真を撮る機会が少なくなる気がします。
ご葬儀において、ほとんどの場合遺影写真をお作りするのですが、なかなか良い写真が無く、免許証などの写真を使わせていただくケースもございます。
普段から遺影のことを考えているわけにもいきませんが、何かの機会に写真を撮っておかれるのもいいかもしれませんね。
遺影写真をお作りする際に基準となるのが大きさとピントです。
なるべく大きく、ピントの合っているものがあればそれに越したことはないのですが、写真を引き伸ばせば、どんな写真でも多少のボヤけは出るものです。
それよりも大切なのは、一番本人さんらしいもの、ということだと思います。
服装も、よっぽどラフなものでなければ、無理に喪服に着せ替えない方も増えてきています。
中には口を開けて笑っているお写真、ピースをしているお写真などもありました。
ずっと残るお写真。
いろいろな決め事をしないといけない中、大変だとは思いますが、故人を偲びつつ、少しでも良いお写真を選んでいただければと思います。
メモワールしらゆり
セレモニーアドバイザー 髙﨑 顕一郎
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投稿者:Elke2021年8月24日 20:12